
小学中学年の頃のマイ自転車は、昔は大活躍で、自転車のない日常は考えられませんでした。
今の時代で例えるなら、まさしくスマホを持っていないことと同様ですね。
今回は、そんな自転車生活をしっかりエンジョイしていたころに起きてしまった驚愕の出来事について記していきたいと思います。
ちなみに、30年以上前のお話になり鮮度はありません(笑)
それでは、参りましょう☆
いつもの楽しい週末
小学生中学年の頃の週末、そのころ仲の良かった友達と二人でお菓子屋さんへ行き、好きなお菓子を買って食べながら、
そのころ流行っていたいろいろな、たわいもない話をしたりして楽しんで遊んでいたとき、
雑談のなかで”こと”は決まった。
いまのお菓子屋さんから、友達の自宅まで二人で自転車競争をすることが決まりました。
私対友達の2人での自転車競走です!

その当時の運動好きな小学3.4年生の男子がとってもやりそうなことですよね。(笑)
コース説明
コース説明ですが、
今いる小学生がよくたわむれる、ちびまる子ちゃんにも登場しそうな小さなお菓子屋さんからスタートし、
古い町並みの中、車1台がなんとか通れそうな細めの道が、神社まで北へ200mから300mほど続きます。
神社に到着すると右折で神社の側面の道になり、少し東に向かったあと、東北の方向にカーブが続き、
道がもうすこし細くります。

このカーブの道は用水路沿いにもなっていて、カーブを曲がり切れないと、なんと用水路に転落してしまいます(笑)
カーブを無事終えると、また右折で、
後はひたすら東に300mから500mほど行くとゴールの友達の家につきます。
全体的に、車通りも人通りもほとんどない道でのレースになります。

ちなみに、最後の直線には交差点がひとつあります。
デッドヒートが予想される自転車レース、いよいよ開幕!
私は幼少期は、運動神経抜群で、短距離を走らせたら学年でトップ
とは言えないまでも、
3本の指には入っていました。
長距離はというと、長距離はだいたい学年で2番目ぐらいでした。

長距離も短距離も学年でトップになった経験はありません。
ひょっとしたらマラソンではあったかなぁ(笑)
短距離も長距離も両方とも早い人は学年で私しかいませんでした。

今は、その面影も全くなく、平均です(笑)
だから必然的にレースには勝てると思われるかも知れませんが、
友人もそれなりにとても高い運動神経の持ち主です。
自転車レースと走力が綺麗に比例するとは思えません。
わたしが勝てる保証はまったくありません。
いざ開幕!
開幕です。
二人とも運動競技には負けず嫌いで、性格上もあり、間違いなく、真剣勝負が繰り広げられます。
いざスタート!!
予想通り、初めの小道はお互いいっぽも譲らず、ものすごい勢いで神社まできました。

そんなに必死に走って大丈夫?
気をつけなさいよ。
レースの激しさはいまでもしっかり覚えています。
次に右折して、そしてカーブ道です。
このカーブ道は、道がより細くなり、砂利も少しあり滑りやすく、大きく転倒すると、隣の用水路に滑り落ちてしまいます。
浅いので命にはかかわりませんが、落ち方によっては、大きくけがをします。

昔過ぎてこの記憶は定かなものではありませんが、たしか自転車で落ちたことがある気がします。
それぐらいやんちゃな行動をしていました。(笑)
そんなカーブも程よい減速で尚且つ激しく、テクニシャルな二人のデッドヒートはしっかりと安定に続きます。
そして、右折して用水路の小橋を渡り、最後の直線です。
運命の最後の直線道
最後の直線道に入りました。
こちらは工場と会社にはさまれた、国道ほど大きくない道ではありますが、
車がすれ違うことはできそうな幅の道です。

この道で勝負は決まります。
二人とも同時に右折し、
すごい勢いで自転車をこぎ続けます。

今では、考えられないような遊び方ですよね(笑)
道路の右側は、鉄工所で、2mほどの昔ながらの鉄心が中央に入ったコンクリート製の板壁が、前方の交差点までずっと続きます。
左側は、会社の事務所があり、あとは田んぼと空き地のような空間が交差点まで続きます。
交差点を越えると右側が小さな田んぼ、左側が小さな公園でそこを越えるとすぐ住宅街にはいり、そのまま直線道200mほどでゴールです!
勝敗をわける運命の直線道です。
衝撃のレースのクライマックスとは!

※写真は本レースとは無関係で、自転車のイメージ画像になります。
そのまま、凄まじい勢いで二人の勇士は最後の直線道を力いっぱいずっと走り続けています!

この道は工場建物の影響で日陰の時間帯が多いためすこし薄暗く、
人通り、車通りがすくない道です。
小学生なりの最後の力をしっかり振り絞ってのレースは続きます。
左側の会社の事務所を越え、二人とも必死で走り続けていると、ほんの少しずつ、
私が先に出て、差がすこしだけついてきたころ、
左側が空き地スペースにかかり、右側は相変わらず、工場のコンクリート壁
もうすこしで交差点に差し掛かるとき、真剣勝負の自転車レースだろうと

交差点の左右の確認は必須です。
まず、左側です。
左側は、空き地のようなスペースで、見渡しはとても良好です。
遠くのほうから、薄いクリーム色のセダン車が南に向かっているのがしっかりと見えました。

いずれその車は、この先の交差点まできそうです。
ただ、今走っている自転車のスピードからして、北方からくる車とこの交差点までの距離を考慮すると
左はオッケー!
次は、工場のコンクリート壁で視界の悪い右側の確認です。
今までの凄まじい勢いから、すこしだけ減速して、右側をカーブミラーで確認したところ、
自動車、バイク、自転車、歩行者はいません。

小学生のころは、視力が今と比べるとびっくりするぐらいとても良いので、そこそこ離れた距離からでもミラーでそれぞれの有無を確認することができます。
とは言え、必死にレースを展開しているときなので、
瞬時の判断にはなりますが、
左右ともオッケーで勢いのまま、そのまま通過できると私は判断しました。
驚愕の展開
交差点につく頃には、なんと私のほうが、数メートル前に抜けていました。
交差点にはいり、思いもよらない展開がきます。
交差点をもうすこしだけで抜けれると感じたそのころ、私の自転車と車が接触して、前方右側の田んぼに、私はとても大きく飛ばされたのです。
車の速度を見誤る

小学生の判断ミスとは言え、とんでもないことになりました
今思うと、必死で勝負していた最中なので、左からくる車の速さを見誤って誤認してしまいました。
命にかかわる誤認です。
小学生のころの私の愚かな判断ですが、
友達は来る車の距離、速度を的確に判断して、賢明な減速をしたのだと思います。
結果的に、だから急に差がついたのです。

naoが愚かな判断をしたまでだよ
衝撃の結末とは
ご察しの通りもちろん勝負は、中止になりました。
私は、右前方の田んぼに大きく10mほど飛ばされましたが、
なんと無傷だったのです!!
なぜ無傷で助かったのか?
交差点で、左側から来た車と激しく接触したのですが、
自転車を高速でこいでいるときの左足が上がったとき、
つまり、左足のペダルが一番上まで来たときに、
ペダルが上がり、左足の膝がまがり90度ぐらいになったとき

たまたま、セダン車の左前方角と私の自転車のサドル下部が激しく衝突しました。
そして、10mほど飛ばされて、田んぼに落ちたのです。
生還のわけは

分析すると生還の理由は次の要因が重なったことによります。
- 自転車と自動車の接触部分が、自動車の前方左角であった。
- 私が必死にこいでいたので、自動車の接触箇所が車の角になった。
- 自転車側(私側)からみて交差点の右前方だけ田んぼになっていた。
- 時期的に田んぼの状態が、稲がなく、土が比較的やわらかい状態であった。
- 接触した自転車ととばされた私が接触しなかった。
- 自動車が、ミニバンやバスや、ワゴン車やSUVのような角に接触しても大事故につながる車ではなかった。
- たまたま私の左足が上がったタイミングで、接触した。
- その当時は、私が比較的運動神経が優れていた。
以上のようなことが、無傷のまま助かった要因だと思います。
これは幸運、だから強運

他にも幸運だったことがたくさんあるのです。
1、自動車を運転されていた方がお金持ちの人格者夫婦であった。
2、レントゲン代等の医療費を負担してくれた。
3、果物の盛り合わせの大きな箱をいただいた。
4、自転車がくしゃくしゃになったけど、新しいそのころの今時の小学生が憧れるカッコいい自転車を購入してもらえた。
5、大きく怒られたわけでもなく、逆に身体の心配ばかりされた。
6、自動車を運転されていた方が、地元の大きな整形外科医院長と知り合いであったため、優先的に診療してもらえた。
7、自動車の減速が的確であった。

整形外科でレントゲンを撮ったり、診療してもらった結果、なにも異常がなかったため、両親も含め、大人たちは皆、安心して大きく笑っていました。(笑)
こういったとてもたくさんの強運にもめぐまれた事故になりました。
※運気に関する関連記事を下記に貼り付けておきます。
☆運が良くなる【身体にもやさしい】元気も出る行動・思考100選!☆ | にちにち是好日、~日々ひとわらい~感謝 (suzukin-towablog.com)
まとめ

事故のまとめとは、ちょっとおかしな話ですが、
今回の事故で、学んだことが当時小学生の私にも十二分にありました。
1、なにかの競争時等切羽詰まっているときには判断を見誤ることがあること
2、生命の危険をおかすようなときの判断の見誤りは、致命的であること
3、自身の能力を過信してはいけないこと
4、自転車の安全運転は、自身がおもっているよりもはるかに重要であること
5、学校の先生もひとの子であること(笑)
5番の項目は、意味がわからないと思いますが、

小学6年生になって、卒業文集にこのことも盛り込んだら、担任の先生がとても面白がっていました。(笑)
当時の私はやはり、先生もひとの不幸が好きなのかなとも思ったりはしましたが、
大人になった今なら、無事に助かったから面白がる余裕があったのだなぁと
以上が私が体験した驚愕の交通事故でした。

自分の身は自分で守る
自転車の運転も安全運転で
最近は、自転車の法律もいろいろ改定されて、自転車のながら運転や逆車線走行は違反です。
自動車よりは交通弱者である自転車ですが、
歩行者よりは交通弱者ではありません。
自転車の飛び出しも、危険運転に認定され、重い処罰になる法律ができてもおかしくありません。

昔に、そんなこともあり、今では道路を使用するときは、交通安全をしっかりと意識しています。
人に迷惑をかけないように道路は使用していきたいものですよね。
今回はこれで終わりになります。
ご清聴ありがとうございました。(笑)
それでは、またの記事でお会いしましょう。
suzukin-towa.(nao)
心身に良い影響がある腸内環境についての記事を貼り付けておきます。
ご参考なまでに。
腸内環境はとても大切【腸内フローラの善玉菌の効能・効果や整え方ついて】 | にちにち是好日、~日々ひとわらい~感謝 (suzukin-towablog.com)
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